ツイスター以来の巨大竜巻ディザスタームービーが到来!

アメリカの田舎町シルバータウンに史上最大規模の竜巻が発生。竜巻が迫る中、息子を捜索する父親や、竜巻観測に情熱を燃やすストームチェイサー達(翻訳では竜巻ハンター)を軸に、逃げ惑う人々や破壊されていく街が描かれます。そして後半はいよいよ巨大竜巻が街を壊滅的になぎ倒しまくり、人々ただ穴に隠れてやり過ごすだけの状況になっていきます。そしてクライマックスには満を持しての(まさかのアイツが)イントゥ・ザ・ストームします。

主人公をホビットシリーズでトーリン役を演じたリチャード・アーミティッジ。 ヒロインはウォーキングデッドシリーズのローリー役の人。でも基本的には有名キャストなし、といい具合にB級感が漂います。アメリカではあんまりヒットしなかったみたいだけど、ディザスター映画としてはきれいにまとまった佳作という印象。主要キャラクターが死ぬシーンも少ない点は個人的にはやや物足りなさもありましたが、全体的に登場人物が丁寧に描かれているし、主観映像による今っぽい見せ方とか、スクリーンでみる災害シーンも良かったです。そしてこの映画を自分の中でワンランク上に押し上げてるのはストームチェイサー達の乗るカスタム装甲車タイタス。竜巻観測の為に数々のギミックを持って登場し、そしてちゃんと最後までその見せ場があるのが素晴らしい! もしタイタスがAI搭載の設定で喋れたりしたら、ピートとの掛け合いとかたまらなかっただろうなぁ。(妄想。)

竜巻映画といえばやはり「ツイスター」(96年)が真っ先に思い出しますが、そう考えると竜巻を主役にした映画を見るのは約20年ぶり?という謎の感慨深さが最初にありました。「デイアフタートゥモロー」(04年)や「2012」(09年)でも竜巻は出てきたけど、ワンオブ災害という扱いだったし、竜巻単体だと最近ではちょっとインパクトが弱いのかもしれません。例えばコレがツイスターのリメイクや続編という設定だったら、もっと話題になったかも。ともかく期待通りの映像と内容に+α要素があったので、結果としてとても満足度が高いディザスター映画でした。

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コレが頼りになるタイタス。映画で活躍する装甲車の系譜で言えばエイリアン2のスペース装甲車とか、戦国自衛隊の戦車とかドーン・オブ・ザ・デッドの改造バスに通じるものがある。

劇中にも登場するタイタスのPV。ピートがドヤ顔で紹介。

映画「イントゥ・ザ・ストーム」

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