火星探査ミッション中の事故により、たった一人で火星に取り残されてしまった宇宙飛行士が地球への帰還を目指すSFサバイバル小説。

 

宇宙開発が進歩した近未来ではなく、あくまで現実の延長線上にある有人火星探索をベースとした世界観のSFです。だからエイリアンや異次元的な存在、政府の陰謀等による展開は一切ありません。主人公マーク・ワトニーが探索基地に残された資材を頼りに、空気、水、食料、通信、そして地球への帰還方法を見つけ生き延びる、という単純明快なストーリー。運悪く絶望的な状況に陥った主人公が持てる知識と創意工夫、そして絶妙なユーモア感覚で困難に立ち向かっていく様子が通信ログという形式で語られていきます。

 

漂流サバイバルものの傑作映画「キャストアウェイ」(トムハンクス主演)の火星版と言ってもいいかもしれません。

 

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