DIECTORS CHIKIROOM

1st SEASON
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ディレクターズチキルーム

#004 ブルートラックスペシャル / Blue Truck Special

chikiroom
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「・・3・2・1!」「・・だめだ、今日はだめだな・・」

Time 10:02 / Update 2001.02.25 / Guest Fumiko

「それは嵐の夜に起きた小さな奇跡だった。」・・・とでも言いましょうか。
チキルームという番組がひとつ吹っ切れるターニングポイントとなった企画。リスナーからの評判が非常によくて、これがベストテイクのひとつであることは間違いありません。

企画の内容はスーパーマーケット駐車場に半年近く放置されていたR氏の愛車「ブルートラック」のエンジンをかけるというもの。もともとそのトラックはR氏がある友人から自転車と交換で譲ってもらった物で、ともかく頻繁に故障するという話題のトラックだったのですが、いい加減エンジンがかからないようなら本気で廃車という状況に追い込まれていました。「はたして番組中にエンジンがかかるのか?」という疑問と祈りを胸に挑んだ収録でした。

収録日は見事な大雨でトラックの企画やめてレストランでの収録しようかと迷いましたが、雨の酷さが笑える程だったのでそのまま強行することになりました。 ゲストに来てくれたフミコ嬢は外同然の寒さのトラックのシートに3人で身を寄せ合うという過酷な状況の中で番組を盛り上げてくれて本当に感謝しています。 (チキルームのレギュラーにしたいくらいキュートです。)思えば然るべき時に現われた然るべきゲストでした。

ちなみに収録のあとは3人でシカゴアンダーグラウンドで打ち上げをして、そのまま彼女のアパートで朝まで飲みました。そっちはそっちで本番以上にトークが冴え渡るベストテイクでした。収録もアフターもオンエアもブルートラックは全て100点満点。


[ディレクターズカット]

まちがいなくコレが全15回の放送の中で一番盛り上がった回です。チキルームシリーズの具体的なヴィジョ ンが見えてなかった早い段階でこういう成功例が作れたことはラッキーだったなぁと思います。トラックからの中継という企画がよかったこともありますがやは り評価すべきはゲストのフミコ嬢のキャラクターですね。本番中にあまりゲストに話をふらない我々に対して逆に話をふってくるという場面もあるくらいトーク が巧みで本当にありがたいゲストでした。一時は彼女をチキルームのレギュラーに迎えてやっていこうか、なんてことも考えたりしました。